2011年04月26日 01:23

仙台に住む旧友(といっても結構頻繁に連絡を取り合っている仲間)と、東北太平洋沿岸部の被災状況の話をしているとき、その友人Kは私にこれは見ておいたほうがいい!見ないと判らないだろ?って強く言ったのです。
勿論私にも時間があり、尚且つ効果的なその術を知っていればもっと積極的に現地へ出向きK達彼らのようにその現場に行くことができるでしょう。でも今の私にその場所へいくことは自分の中でできない何かがあるのです。
私は阪神淡路大震災の焼け野原を知っています。友人の家屋全焼や親戚の家屋倒壊、負傷などは目の前の現実として瞼の奥に残っています。だから、今テレビや雑誌新聞の悲惨な街の写真を見ることだけで怯えています。
Kだって、怖いのでしょうが頑張ってサークルを作って物資援助などに動いています。頑張っているのです。でも私には地理的にもやはり無理です。自分ではそれでも仕方ないと思っているところに、Kは強い口調で私を誘うものだから、本文ではないのに口げんかになってしまいました。二度とそんな場所に立ちたくないです。そのことはKにもいいましたが今はそのことを凄く恥ずかしく思って後悔しています。
Kとはこんなことでどうかなるような付き合いじゃないので、気にはしませんが、そこまでの古い友情でも言葉はそうさせてしまうもの、被災地の避難されてる人たちや作業されてる人たちの心の疲れも、体力面同様心配です。
相手に何かを伝えようとする時、その中心にある共感・共有して欲しい 「素晴らしさ」「面白さ」「切なさ」「希望」「愛情」「正義感」などを もう少し意識することで、より豊かな人間関係、家庭、組織、社会を 築いていくことができるんでしょうね。
Kのいうまだそのままの津波の現場は私には無理だけど、でもいつか福島浪江町に住んでた友人や仙台の知人を訪ねようと思っています。近い将来。
それまでは、普通の暮らしができるこの町で、小さなエールを送るだけ・・・今はそれだけです。

- 関連記事
- 前の記事
- < 大山の春はまだまだ・・・
- ホーム
- Home
- 次の記事
- JISHUKU >
- 前の記事
- < 大山の春はまだまだ・・・
- ホーム
- Home
- 次の記事
- JISHUKU >
コメント
yurayura | URL | ZwWCKqrk
こんばんは!
初めてコメントさせて頂きます☆
「何かしなければ・・・」という思いがズーンと胸の奥にあります
言葉にするのか・・行動するのか・・
幸い、私の住む山形は大きな被害はなく元気です!!
自分自身や身近な人の辛さを経験されているから、その思いは
ただの「頑張れ」では、ないと思います・・
( 2011年04月26日 22:43 [Edit] )
isshy | URL | -
yurayura様
コメントありがとうございます。
山形なんですね。1年先輩に山形糠の目という地区に1人いるんですがだれかお嫁さんいませんかねー。笑
そんな話はともかく、揺れたでしょうね。近隣の県だから何かしなければの思いも多田じゃないでしょうねー。
山形・秋田・青森の方々の関連して起こる様々な二次的被害も大変だと思います。
どうぞ、力を合わして、この時期だからもう一度いろんなものの価値観を考え直していけてみたいと思います。
また良かったら遊びに来てください。
、
( 2011年04月26日 22:57 )
まん丸クミ | URL | e.jAS9Og
ishhyさん、お久しぶりです。
この震災のスケールの大きさが言葉を失わせてしまいました。ただただ何度もテレビに映し出される映像に恐怖を感じ、また自分が何も出来ないという不甲斐なさというかそういう気持ちもあり悶々とした時間も過ごしました。
復興するには途轍もない時間がかかるでしょう。頑張れ!と言われて頑張れる人と、頑張れない人がいます。この言葉って使い方がとても難しいですね。励みにもなるし、落ち込ませる要因にもなります。心を通わせるというのは、思ったよりも大変な事ですね。
今、私達に与えられた課題を考える時期なのかもしれませんね。私は普通に元気に毎日を過ごす事を心がけています。私達が落ち込んでいては駄目なんだと最近になってようやく分かりました。
( 2011年04月28日 02:11 [Edit] )
isshy | URL | -
まん丸クミさん
お久しぶりです。遠くからありがとう。
カナダではこの震災とその後の日本が頑張ってる姿はどう伝わっていますか?
言葉は確かに難しい一面やそういった性質を兼ね備えていますが、心に日本の東日本や東北地方の復活を願っている、被災されたみなさんへの哀悼の気持ちを持っていることは全世界の人類同じですよね。きっとその皆さんの気持ちも次々と形になって復興していく力になっていくと思います。今はまだ手探り状態。私たちの心の中も、現場も遭難尾かもしれません。個人差や地域差があるのでそれぞれのペースでやっていけばいいと思います。ありがとう。JAZZが安らぎを与えてくれますよね。
( 2011年04月30日 13:17 )
コメントの投稿