ビワマスの棲む大いなる琵琶湖よ

  • 2007/07/31(火) 01:11:17

水族館というカテゴリーには入らないと思うけど、琵琶湖博物館は私の大好きな場所です。
以前から楽しみにしていた琵琶湖博物館の館外イベント「漁船にのってビワマスを見に行こう」に参加しました。
往復はがきで抽選の上だったので、かなりの申込者があったのかどうかはわかりませんが、漁船2そうの申込者は朝5時すぎには集まってきました。琵琶湖とはおもえないまるで海のような漁港。こんな場所があったのかと、不思議な空間でした。
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スタッフのかたから説明の後、それぞれ漁船に乗り込み、今回の漁場:竹生島沖へ。
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毎朝しかけてある刺し網をひきあげるんですが、ビワマスは本当に難しく坊主(全くかかっていない)こともある珍しくないそうです。
でも今日は最高。幅5m程度の刺し網には多い場所で5匹ものビワマスが…
別の舟から見学してても興奮物。歓声もあがるほど、漁師のおじさんはスターです。
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大きいのは50cmを超えるもので2kgはあるでしょうか?
この時期の琵琶湖は水温も高くなっているのですが、14mほどの水深では急に水温が下がる棚があるそうです。ビワマスは冷たい水を好む魚なので、この棚の中の一番上から1−2m付近が一番多く泳いでいるそうです。餌のイサザや湖産アユが豊富だからでしょうか?漁師さんたちは長年の勘で、その日の天候や水温、水量、風までも考えて網を微調整して仕掛けるそうです。
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これだけ採れたことを見学者はいつもの姿と思わないでください。ってしきりにおっしゃってましたが、本当に今日は年に数度の大豊漁だったようです。
それにしても、琵琶湖といえば、ブラックバスやブルーギルで湖本来の魚が少なくなって水質もさほどよくなく、あまりこういうイメージを持ってない方も多いでしょうが、原始のままこんなにりっぱなビワマスという種が生きていることと、その美しい魚体が朝陽に輝く姿には感動しました。
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そのあと、カワウの大繁殖で糞害などで知られる竹生島の現状を視察して港へ戻リましたが、それはそれは、予想以上にひどいものでした。
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3時半ゴロ、カワウは目覚め日没まで琵琶湖中で狩をしているのです。
私たちが通ったのはもう8時ごろで、カワウ達は留守のはずですが、島の森にはかなりの大群でした。漁師さんから聞いた話ですが、明け方一斉に飛び立つときと、夕方一斉に戻ってくるときはこんな数じゃないって、もっとすごい大群だって聞きました。なんていえばいいんでしょう。人間が追い払ってもいろんな手を加えてもほとんど効果がない状態だったようです。本当に考えさせられる恐ろしい光景でした。
これも運命なのでしょうか、このカワウが鴨のように食用として珍重されたり、美しい羽を持ち人間に狙われたなら、こうは繁殖できなかったでしょう。どれだけの魚がこのカワウの餌になるのでしょう。琵琶湖には現在から将来にわたってさまざまな危惧の種があります。
そんななかの美しく、美味なビワマスがいつまでも生息できる環境であって欲しいと思いますよね。

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  • 2007/08/18(土) 19:47:19

この記事に対するコメント

琵琶湖

琵琶湖には小学生の頃に行ったきりです。
その時、タクシーの運転手さんが、「琵琶湖は埋め立てが進んでいて、そのうちにウナギ湖になってしまう」といっていたのが印象的です。
ウナギ湖になっていなくて安心しています。
美しいビワマスも生息いているんですね。

  • 投稿者: 泉本夏夜
  • 2007/07/31(火) 22:41:06
  • [編集]

琵琶湖の神秘

本当に海のようですね、琵琶湖は。
途方もなく長い年月にわたり、琵琶湖の恵みを受けて、人々も生きてきたのでしょう。琵琶湖固有種って、結構ありますよね? セタシジミとか。
ビワマスは初めて見ました、実物を! 精悍かつ美しくて、そしておいしそう〜 サクラマスに似ていますね。
琵琶湖漁師さんもカッコイイなぁ〜
素晴しい体験でしたね。うらやましいです。
限られた鳥の増殖って、怖いですね。札幌ではカモメが市街地に進出しています。

  • 投稿者: ヌマチチブ
  • 2007/07/31(火) 05:36:47
  • [編集]

何事もバランス

琵琶湖博物館は、友人から好評を聞いているので一度行ってみたいところです。
ビワマスは、減ってるんですよね?大漁を見れるなんて、本当に貴重な体験ですね。
森を破壊する勢いの鳥の発生。諫早でも白鷺のねぐらの森はどんどん木が死んでいっています。
目に見えなくても狂っていくバランスが、そんなところで見えるんでしょうね。
どうしたら良いのか、何がいけないのか、考えないといけないなぁ〜

  • 投稿者: うさぎ
  • 2007/08/02(木) 00:06:56
  • [編集]

ビワマスって綺麗ですね。
なにかイベントがあると、割合に外れることが多いようですが、今回は大漁で主催者も嬉しかったでしょうね。
それにしても川鵜の大群、すごいですね。嫌われ者世にはびこると言いますが、嫌われるだけじゃなくて生命力が強いのでしょうね。
人間が取捨選択できるような自然界ではありませんので仕方がないかもしれませんが、考えさせられる話でした。

  • 投稿者: aigen
  • 2007/08/02(木) 02:39:09
  • [編集]

ヌマチチブさん
琵琶湖固有種はおおいですよ。ビワコオオナマズっていう、ヌマチチブも逃げ出す!?大きなナマズもいますよ。笑
貴重な体験をさせていただきましたが、博物館の研究員のかたも、漁師さんも漁協の組合幹部のかたも、とても一生懸命この研究会に取り組んでおられて、好感が持てました。
夏さん
うなぎはそんないないようです。よかった。
天然の清流にいるウナギは最高なんだけど、まるまるふとったウナギはどうもねー。いろいろ問題もありますから。やっぱり食べ物は出所が大切でしょうか。安心して食べられる魚が減ってきてるようですね。
うさぎさん
琵琶湖博物館は旭山動物園にもまけないぞ!
って利いたことはないけど、私の中では大切な博物館です。ぜひ一度訪ねてみてください。
フィールドの急激な環境変化や破壊は必ず生態系を狂わせますね。回復するのは、破壊する何百倍もの年月がかかるはずなのに…
aigen さん
そうですよね。人間にとって都合のいい自然界にはならないわけですから、ブラックバスやカワウが増えるのもあながち人間だけのせいではないかも知れないですね。
もうすぐに淀川。楽しみにしています。

  • 投稿者: isshy
  • 2007/08/03(金) 02:27:43
  • [編集]

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