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    群生

    2007年04月05日 23:31

    春はいいですね。一斉に花が咲いたり、芽が出たり、すべてのものが、
    いきいきしています。
    今日、とある里山で、まさかこの花の群生が見られるということは予想していませんでした。だから、本当に来てよかったって思える一日でした。
    この花は雑木林などの日の当たる斜面などに山桜よりは少し遅めの時期に一斉に花をつけます。微妙ですか吉野桜よりは早めです。それはもう可憐な花なんですがなぜか下向きに咲く花です。茎の部分は本当に弱く、折れやすく、もし踏んでしまったら間違いなくこの植物は死んでしまうでしょう。そんな花です。
    070405_1243~0002.jpg

    曇った日や、雨の日には開花しないそうです。虫によって受粉しできた種子を数種類の蟻によって運ばれて群生を増やす植物です。自然界において、そのタイミングは曇りの日や雨の日ではないのも頷けます。
    070405_1243~0001.jpg

    私の亡き祖父は新潟県の小田島出身ですが、その祖父の故郷にこの花はたくさん咲いていたものです。
    懐かしいのと思わぬ出会いでうれしくなって列車の時間があるのにあえてたずねてみました。
    昔は球根から調理に使う「カタクリ粉」を採ってたそうですが、今はじゃがいもやサツマイモの澱粉からつくられています。本物のカタクリ粉は薬を固める材料に使ったり、若葉は山菜にもなり非常に美味で重宝されます。また、花を塩漬けにし、(桜湯のように)カタクリ湯も作っていたことがあったのはもう昔の話でしょう。
    070405_1242~0001.jpg

    種子が蟻によって地中に運ばれてから、平均して8年もたってからようやく2枚の双葉を出しそして春早々に花をつけるその不思議。子孫を残す目的でこの美しい花は咲いているのです。
    見かけても、どうぞ、持ち帰ったり、摘んだりしないでください。足元に気をつけて、携帯カメラで写真に収める程度にしてね。
    070405_1244~0001.jpg

    兵庫県のある里山にて カタクリの花の群生と出会えた春の一日。満足です。このカタクリの群生がいつまでも残っていくことを祈ります。
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    コメント

    1. おぉ―――! カタクリの群生地ですかぁ~
      「たかが雑木林、されど雑木林」ですよね。
      何の変哲もない雑木林に、こういう宝物が隠されてる。
      そして子ども達の秘密基地にもなる(踏まれる心配ありますね)
      ゴルフ場建設が進んで、どんどん雑木林が減ってしまったのが残念です。

      お爺様の故郷で見たカタクリ群は、さぞ美しかったのでしょねェ~

    2. isshy | URL | -

      ヌマチチブさん
      私有地で、ちゃんと守られている群生でした。でも、そのほうが安心できますね。
      カタクリの花に停まるギフチョウは私の中では憧れの早春の野山の景色です。
      北海道にももうすぐ春が・・・

    3. iwao | URL | -

      関東以西のカタクリは貴重ですねー。
      タカクリの生活史は、とてもユニークです。
      びっくりするような生活史なんで、
      調べてみると楽しいと思いますよ^^
      ギフチョウは居ませんでしたか?

    4. isshy | URL | -

      iwaoさん
      ギフチョウは近畿では200mほどの山にいるっていわれてます。3年前タラノメ取りに入った山で3匹のギフチョウが残雪の尾根伝いに低空飛行しているのを見て感激しました。そこにはカタクリはなかったのですが、早春の山は本当に命が芽吹いていますね。心がきれいになりそうですわ。あはは

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